『永代経』とはそのような名前の付いたお経があるわけではなく『永代にわたりお経が勤められること』を指します。また『永代供養』も同じように『永代にわたりご供養がされる』ことを意味します。
このように『永代』と名の付くものはお寺が遺族に代わって故人の供養を永代にわたって勤める、残す、守ることです。
例えばご夫婦で子供もなくお暮しの場合、ご主人がお亡くなりの際は奥様がご法事を務められます。ご自身が生きている間、または元気な間はそれも可能ですが、高齢になり、もしも体調を崩して入院してしまったり、またはお亡くなりになられた後はどなたがご法事を務めるのでしょう。
考えるだけでとても寂しいことですが…
『永代経』とは、そのような不安や寂しさを解消するものです。つまり、ご自身が亡くなった後も自分自身を含め、ご主人の法事を依頼することが出来るのが『永代経』なのです。
『永代経』には故人を指定し勤めるものと、生きている間に死後の予約をしておける『生前永代経』があります。
しかし大切なのは『永代経』の懇志を納めたから安心してそれでおしまいではなく、せめて生きている間は仏様の教えに耳を傾け、亡き方とのご縁を繋いでいく生活を心がけなければいけません。
サラノキの『永代合葬墓』はその名の通り、遺族に代わりやがては土に還るご遺骨ではありますが『永代』にご供養させていただくものです。
四十九日後に合葬、二十三回忌まで個別にお預かりしその後に合葬、などいくつかのプランがありますのでお気軽にご相談ください。